10月25日秋の夕暮れの頃合いに、里花さんのライブを開催しました。
ステージには竹職人の健士くんが建てた、ダビンチの橋と呼ばれる見事な竹のアーチが目を惹きます。アーチからぶら下げた大小の竹の輪にはスポットライトを当てて、こちらも幻想的な雰囲気を演出していました。
会場の真ん中には焚き火があって、火の回り東西南北に設置されたベンチは暖かく心地よい一等席になりました。

里花さんの生声はかれこれ10年ぶりくらい。それなのにその時間の空白は発声された優しい歌声に一気に縮められてしまったような気持ちでした。
10数年前にカフェスローの仲間たちとぴたらファームに農体験で来てくれた時、あの時リビングに立て掛けてあったギターを手にし引き語ってくれたのを覚えています。
人前で歌ったあの時がこうやって歌い始めた切っ掛けになったと話してくれました。何ということなんだろう。。あの時僕はすごい時間にいたんだと、今になって気付いたのでした。

10年の間に里花さんは結婚し、子どもが生まれ母親になっていました。母となった彼女の新しい歌がありました。亡くなったお父さんへおくる歌もありました。10年という月日が、里花さんに新たな歌を宿らせていました。

どうして彼女の歌声はこうも胸が震えて、涙が溢れ出しそうになるのだろう。

あんまり夢中になって聴いてしまったら、最後に手渡す花束の用意を忘れていて、大慌てで家の中へ取りに戻ったのでした。😅
みなさん、いつもドタバタですみません！

今回は、村民から海生くん、美都ちゃん、牧子さんが出店してくれました。けんじくんは舞台を作ってくれた他、ワークショップも開催してくれました。PAはディバムさん、サポートには真吾くん、俊ちゃんが入ってくれました。
そして写真はとーるちゃん、動画はのりちゃんが撮影してくれました。
いつもみんなの協力でライブ企画が出来ています。本当にありがとう。

のりちゃんの撮影してくれた動画で今回のライブの様子がご覧になれます。
是非みてくださいね！
→ https://youtu.be/UnzLSfWC8RA

里花さんウエブサイト
→ http://www.rica-wacca.com/